ガンプラ

2015年10月27日

ホビー用サンドブラストのレビューと注意点

スジボリ堂さんでホビー用のサンドブラストセットが売られているのが気になっている方も多いかと思います。

私もその内の一人でした。

しかし、実際に購入してレビューを書かれているサイトがかなり少ないので、
私なりのレビューと注意点などを書いていきたいと思います。

まず、ブラスト本体ともいえるべき「サンドブラスト スターターキット」です。

burasuto0.JPG
基本、エアブラシと構造は変わりません。
透明ボトルに入っているのが塗料か砂かの違いです。

しかし、ここで私は重大なミスを犯してしまいました。

私はエアブラシとサンドブラストを兼用するつもりで、
Mr.リニアコンプレッサーL7のセットを購入したのですが・・・

L7の最大圧力は0.15MPaとなっています。
エアブラシで使用するには問題ない圧力ですが、
サンドブラストで使用しようと思うとまったく使用できません。。

結局、メーカー推薦のエアテックスAPC006Dというコンプレッサーを買いなおしました(TT)

エアブラシとサンドブラスト兼用で使用する場合、
最低でも0.3MPa以上の圧力を出力できるコンプレッサーをお勧めします。

お次は・・・
砂(メディア)を吹き付けると砂が部屋中に飛び散るので、囲いの中で吹き付けなければいけません。
その専用のキャビネット「エアーキャビネット」です。

butrasuto1.JPG
こんな感じの物です。

butrasuto2.JPG
側面に空いている穴から手を入れてブラストします。
(本来は手袋が付属していますが、写真では装着していません。)

で、このエアーキャビネットですが・・・
私は非常に使いづらかったです。(TT)

気になって点を上げますと、
・上からのぞいて作業する際、ビニールがシワシワで中の様子が見えにくい。
・中に溜まった砂を回収する際、キャビネットの隙間に入って回収しにくい。
(下の写真参照)
・二回目使用後、圧着部分からエアー漏れが起こってご臨終・・・
(大切に扱いました。)

butrasuto3.JPG
矢印部分に砂が埋まりこんで回収しにくいです(TT)

ということで、私的には良い箇所が一つもなく、短い生涯を終えられました。。

仕方ないので、自作することにしました。

butrasuto4.JPG
買ってきたのはこちら。ホームセンターで見つけたDVD収納ボックス。

butrasuto5.JPG
このBOXの側面に二か所、手を通す穴を開けます。
(スジボリ堂さんの静芯とタングステンビットでサクサク削り落としました)

butrasuto6.JPG
そして、上に透明のアクリル板をのっけておしまい。

正直、自作のBOXの方がはるかに使いやすかったです。。

最後に、吹き付けるメディア(砂)についてお話します。

メディアにもサンドペーパーのように番手があります。

数字が小さいと荒く、大きいと細かいメディアとなります。

私は1/144のガンプラに0.1mmのスジボリを施したパーツでテストをしてみました。

使用した番手は#100、#120、#180、#220です。

結果、#100と#120は荒すぎてモールドやスジボリにメディアが挟まって取れなくなってしまいました。
#220は細かすぎてうまく表面処理ができませんでした。

私的には#180のメディアが一番バランスがよく使えるという結果になりました。

ただ、スジボリ堂さんには#80と#120の番手しかメディアが置いていないので、
他の番手のメディアが買えるショップをご紹介します。

グラパラさんです。
http://glapara.ocnk.net/product-list/24
(メディアのカテゴリへのリンクです。)

以上、私の個人的なサンドブラストのレビューでした。
はっきり言って、万年ヘタクソの私のレビューですので、
あくまで参考程度として見ていただければと思います(^^;
(うまい方だと本当はもっとよく使いこなされるかもしれません。)

posted by 筆塗り大王 at 17:29| Comment(2) | ガンプラ・サンドブラストレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月07日

ガンプラ/プラモデルへのサンドブラストレビュー2

今回はガンプラへのサンドブラストレビューの補足をご紹介します。

最初は塗装したパーツを再度サンドブラストで塗装を落としてみようと思います。

今回は分かりやすいように塗装した部分の半分をマスキングしてブラストしてみました。

結果は以下の通り・・

sandtest1.jpg
一瞬で塗装が落ちて元に戻りました!
わずか2〜3秒です(^^;

下地処理にサンドブラストを使うのもいいですが、
本来錆落としなどで使用されるサンドブラストなので塗装落としは絶大な効果を発揮します!


次はクリアパーツをブラストすればどうなるのか?と思ってやってみました。

まずは軟質クリアパーツのビームサーベルで試してみます。

sandtest2.jpg
透明度は無くなりましたが、光の下ではブラストした物の方が明るい感じになりました。

次にビームサーベルのランナータグで試してみます。
sandtest3.jpg
まったく別物のようになりました(汗)
ブラストは表裏しています。

次は硬質プラスチックのランナータグで試してみます。
ちなみに使用したのはユニコーンガンダムのセブンイレブンカラーのサイコフレームランナーです。
セブンイレブンカラーのサイコフレームは通常より蛍光色が強いのでテストには最適です。

sandtest4.jpg
上記のように三種類に分けて試してみました。
左が何もしていないノーマル状態です。
真ん中はブラストせずにノーマル状態につや消しトップコートを吹き付けました。
そして右がブラストした状態です。
いずれも表裏共に処理しています。

それぞれがまったく違う感じになりました。
今回ブラスト時間は長め(15〜20秒くらい)にしたので透明度がまったくなくなりましたが、
ブラスト時間によって多少の透明度の調整はできます。

sandtest5.jpg
こちらはアップの画像です。

このようにクリアパーツにブラストするとまったく違う感じになり、
アイデア次第で色々な表現ができるかと思います。

以上、今回はサンドブラストの補足レビューでした。

posted by 筆塗り大王 at 17:45| Comment(0) | ガンプラ・サンドブラストレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月02日

ガンプラ/プラモデルへのサンドブラストレビュー

今回は制作日誌をお休みしてサンドブラストのお話をしてみたいと思います。

細いBMCタガネが欲しくなり、
久しぶりに「スジボリ堂」さんに行ってブツを物色していたら・・・
サンドブラストのセットが売っていました。

http://sujibori-do.ocnk.net/product-list/87
↑こちらが販売ページです。

ページの説明を見ていたら、
サンドブラストすることによって表面処理が楽にできるとのこと。

実は一年半前からサンドブラストによる彫刻屋さんをはじめていたのですが、
今まで気づきませんでした!(大汗)
まさに宝の持ち腐れ・・・

その後、色々とサンドブラストを模型に使用しているレビューなどを調べていたのですが、
あまりメジャーでは無いようで、
詳しい解説も見当たらなかったので出来る範囲でレビューしてみようと思います。

また、ヤフー知恵袋などのQ&Aサイトで模型やプラモデルにサンドブラストを使用したいが、
どのようになるかなどの質問もいくつかありましたが、
デタラメな回答がほとんどでしたので、
間違いや偏見を無くすためにも簡単ではありますが解説してみたいと思います。

サンドブラストとは?という解説は他のサイトさんで詳しく解説しているところがたくさんありますので、
こちらではそのあたりは省略します。

ということで、今回はHGUCユニコーンガンダムの一部部品を使ってサンドブラストを試してみます。
ガンプラなどの表面処理にサンドブラストを購入しようか迷っている方へ少しでも何かの参考になれればうれしいです!

samd3.JPG
このような感じでパーツに細かい砂を吹き付けます。

砂は「研磨剤」や「メディア」などと色々な呼び方があるようです。
また、ヤスリ同様、砂の細かさも色々とあり、
細かい砂ほど吹き付け後の表面のざらつき等が変わってきます。
番手でいいますと、#46〜#180番くらいまであります。

ちなみに、私が使用しているブラスト機は#100番の砂を使用していますので、
細かさでいいますとちょうど真ん中くらいのものになります。

それでは実際にパーツに吹き付けてみましょう!
今回、ブラストの圧力は0.12MPaで試してみました。

samd4.JPG
左がパーツをランナーから切り取った状態、右がブラストをした後です。

全然違いますね・・・(汗)

ちなみに、このビームマグナムのブラスト時間は5秒ほどです。

完全にマットな状態になりました。
しかし、よく見てみると・・・

samd6.JPG
細いディテールラインに砂が挟まっています(汗)

こうなってしまってはタガネなどで砂をほじくり出さないといけません。。

お次はポリキャップで試してみます。

samd5.JPG
をを!ポリキャップが完全にマットになりました!

お次は塗装を試してみたいと思います。

今回は缶スプレーで塗装をします。

samd7.JPG
使用するのは「ニュートラルグレー」の「半光沢」です。

それではさっと吹き付けて・・・

samd8.JPG
何も処理していないパーツに比べてブラストしたパーツは色味が濃く、マットな感じになりました。

感じで言いますと、ブラストしたパーツは処理をしていないパーツに半光沢塗料を塗った後、
艶消しスプレーを振りかけたような感じになります。

そして、仕上げに艶消しスプレーを吹き付けてみました。

samd9.JPG
上の矢印の部分などを見てください。

ブラスト無しのパーツはエッジの輪郭に沿って白っぽく変色していますが、
ブラストしたパーツはほとんど変色がありませんでした。

お次は足の裏のパーツです。

samd10.JPG
こちらはニュートラルグレーを吹いただけの状態です。
やはりブラストしたパーツは色味が濃く、マットな仕上がりになっています。

ちなみに・・

今まで私はランナーからパーツを切り取った際、
ゲート跡を鉄の棒ヤスリでゴリゴリ削り落とした後、
面倒なのでペーパーがけをせずにそのまま塗装していました。(^^;

今回、その状態を再現してみました。

samd11.JPG
写真では少し分かりにくいですが、
棒ヤスリで削っただけで塗装した場合、ヤスリの傷跡が若干浮き出ています。
それに対して棒ヤスリで削った後にブラストしたパーツはヤスリの傷跡が肉眼ではまったく確認できないほど無くなっています。

最後に、足の裏のパーツを塗装した後に今度は光沢のトップコートを吹いてみました。

samd12.JPG
ブラスト無しの方はテッカテカになっていますが、
ブラストした方は光沢はあるものの、落ち着いた光沢になっています。
感じとしましては、半光沢のトップコートよりほんの少しだけ光沢が強いといった感じです。

あと、これまで検証してみて分かったことですが、
ブラストしたパーツは一度水洗いしてから塗装した方がいいみたいです(汗)

以上、簡単ではありますがガンプラサンドブラストのレビューでした。

ここで紹介しました記事は私の個人的な主観、つたない制作技術で検証していますので、
あくまで参考程度に見てください(^^;

ということで、いくつかのパーツをブラストテストしてみましたが、
私的にはとてもいい感じになったと思います。
何より、面倒で敬遠していたペーパーがけの手間をわずか数秒で仕上げられるのは大きいメリットです。
作品をマット仕上げで制作するにはとても便利だと思います。
他にも使い方次第ではとても活用できると思います。
我が家にブラスト機を導入しておきながらなぜ一年半も気づかなかったんだ〜!_| ̄|○
スジボリ堂さんで販売しているのはホビー用のブラストシステムなのでお値段も手軽?なので、サンドブラストシステムも検討の一つに入れてみてはいかがでしょうか?

posted by 筆塗り大王 at 18:24| Comment(0) | ガンプラ・サンドブラストレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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